おはようございます
今日はGROWモデルのご紹介です。
GROWモデルとは、ジョン・ウィットモア氏が開発したコーチングモデル
の原型のひとつです。
もともとはスポーツやゲーム(試合)の現場で選手たちに使われ、
具体的な成果を出してきました。
その後、ビジネスコーチングやライフコーチング、他分野に
採用されてきました。
このGROWモデルの“grow”は、まさに「成長する」という意味ですが、
以下に示す5つの視点における頭文字をとったものです。
□G:Goal(目標設定)
□R:Reality(現状把握)
:Resource(資源)
□O:Options(選択肢)
□W:Will(意志)What, When, Who,
行動(どんな意志で、何を、いつ、だれが、 行うのか)
問題に対して、この順番に思考を重ねて行動案を策定し、
実行していきます。
但し、命令の形でGROWを並べられても人は動きません、
と言うより、動けません。
コーチングはコミュニケーションのスキルであり、基本的には
言葉を介して行なうものですが、信頼のある安全な環境と
関係性(ラポール)の中でこそ成りたちます。
クライアントに真の信頼のある安全な環境と関係性(ラポール)を
感じてもらうには、コーチ自身の確固とした自己基盤、人間性、
品格、包容力が大きく影響します。
クライアントに納得して自分の意志「Will」を持って動けるよう、
コーチは信頼のある安全な環境と関係性(ラポール)を築き、
全てのプロセスをクリアーするのが良いです。